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【散歩と掃除】うつ病かもしれない時にすぐやるべきこと2つ

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気分が落ち込んでいる
うつ病かもしれないけど、どうすればいいか分からない

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そんな方の悩みを解決します。

目次

【散歩と掃除】うつ病かもしれない時にまずやるべきこと2つ

結論として、うつ病かもしれない時にやるべきことは散歩と掃除です。
なんで散歩と掃除?と思うかもしれません。
一度あなたの生活を振り返ってみてほしいです。
散歩と掃除を定期的にしていないのではないでしょうか?

そんなことしている時間がない、面倒くさいなど理由は様々あると思います。
しかし、そう思っていること自体があなたの精神状態を悪化させてしまっている可能性もあります。
どういうことかと言うと、うつ病になると何もかもが面倒になりやる気が出なくなります。
さらに、何も行動を起こさず状態を改善させないことによって症状が悪化してしまうのです。

元々は、うつ病という原因によってやる気が出ないという結果を引き起こしていたはずですが、改善させる行動をしないことによってうつ病が悪化するという負のスパイラルに陥ってしまいます。
そうなってしまう前に、自分の状態に合わせてできることをやっておくことが大切です。

では具体的にやるべきことを紹介していきます。

散歩

「運動は体と心の健康に良い」ということは皆さんなんとなく理解していると思います。
しかし、平日は仕事で疲れていて運動する体力・気力が残っていなかったり、休日は昼頃まで寝ていてあっという間に時間が過ぎている、ということも多いのではないでしょうか。
ですので、簡単にできる運動として散歩を取り入れていただきたいです。

特に、散歩する時間帯は朝がおすすめです。
なぜなら、日光を浴びることでセロトニンが活性化して、体内時計をリセットすることができるからです。
セロトニンとは幸福ホルモンとも呼ばれ、気分や意欲に関係する脳内物質です。
セロトニンの減少は気分や意欲低下を引き起こしうつ病の原因となります。

朝の散歩はとても効果があるのですが、散歩する時間なんて無く、バタバタしているという方も多いのではないでしょうか?
私は朝できるだけ寝ていられるように、アラームを遅刻ギリギリに設定して、急いで準備して仕事に行っていた時期がありました。
朝ゆっくり寝ていられるのは嬉しいのですが、渋滞や電車の遅延などがあれば遅刻してしまうようなスケジュールでした。

しかし朝を慌ただしく過ごすのは避けるべきです。
なぜなら、自律神経のバランスが乱れてしまうからです。

自律神経には、活動時に優位になる交感神経、休息時に優位になる副交感神経があります。
副交感神経は夜中にピークを迎えますが、朝から日中にかけては交感神経が優位になるよう穏やかにバトンタッチしていきます。
しかし、朝を慌ただしく過ごしていると副交感神経が急降下してしまいます。
その結果、一日中緊張や興奮、イライラを抱えるような交感神経優位の状態になってしまい夜の睡眠の質にも悪影響があります。

ですので、朝の散歩はセロトニン活性化というメリットだけでなく、精神的に余裕を持って1日をスタートできるということにも繋がります。

ちなみに散歩する時間の目安は15~30分間です。
30分を超えるとセロトニン神経が疲れてしまい逆効果になります。

掃除

あなたの部屋は綺麗ですか?
物であふれていないでしょうか?

私は、うつ病で何もやる気が起こらなかった時期は、足の踏み場もないほどに散らかった部屋で過ごしていました。
掃除以外にも、料理を作ったりお風呂に入ることすら面倒に感じていました。
うつ病になるとできることがどんどん減っていきますが、生活の上で普段何気なくしている事に対してやる気も無くなっていきます。

部屋が散らかっていると集中力が落ちます。
何かに取り組んでいても常に視界に無駄な物が入ってきますので、整理整頓された部屋で取り組む場合よりエネルギーを必要として疲れやすくなってしまいます。
勉強している時にスマホが視界に入ったら、勉強を中断してスマホをいじってしまいますよね。

さらに、散らかった部屋で過ごすと精神的にも悪影響があります。
部屋を見る度に、「自分はだらしないな・・・」という自己否定の感情が湧いてしまいます。
また、部屋を綺麗にしない限り、「掃除する」というタスクを常に抱えている状態なので精神的ストレスが溜まっていきます。

対策は、今すぐに身の回りの不要な物を1つ捨てるということです。
やりがちな失敗は、休日丸々使って大掃除をしてしまうことです。
仮に大掃除すれば翌日から整理整頓された環境で生活することができます。
しかし、その後次に掃除するのはまた部屋が散らかった時ではないでしょうか。
結局散らかった部屋で過ごすストレスをその間受け続けることになります。
私も長期休暇のたびに大掃除をしていました。
普段こまめに掃除していない分、隅から隅まで時間をかけて掃除してしまっていました。

大切なのは小さな習慣です。
毎日ごみを1つ捨てるのはあまりにも簡単な事なので続けることができます。
継続できているという事が自分にとっての自信になり自己肯定感を高めることもできます。
そして日々確実に綺麗になっていく部屋の変化を感じることができて、毎日より良い環境で生活することでストレスを軽減できるのです。

会社で仕事することがストレスという方は多いかと思います。
しかし、自宅に居ても心が休まらない状態はまずいです。
自宅で仕事をされている方であれば尚更、自宅を快適な空間に整えることはメンタルにとって重要です。
自分の生活しているスペースだけはリラックスできる空間を保って、自分を休ませてあげましょう。

この記事を書いた人

うつ病により二度の休職を経験。
現在は自動車メーカー勤務で、開発業務改善に従事。
自身の経験を基にしたメンタル改善のための情報や、仕事を楽にするためのVBAのノウハウ発信をしています。

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