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【対策あり】仕事がしんどい理由は6つ

あなた

仕事がしんどい。。。
会社にいるだけで精神的に疲れる。。。

仕事(会社)がしんどい。。。

こんな方の抱えている悩みと対策がこの記事で分かります。

仕事がしんどいのは当然だと思っていませんか?

働き方改革により生産性を上げざるを得ない状況になり、さらにコロナ禍でリモートワークが浸透して様々なITツールやAIの普及に必死に追いついていかなければならない状況になっています。
そのため、効率化できる環境が整いつつあるものの、一向に仕事は楽になりません。

なんでこんなに頑張っているのにずっとしんどいのだろう。。。

私もずっとしんどいと思いながらも受け入れて仕事を続けてきました。
自分が何に苦しめられているのか分からないまま苦しんでいました。
そしてうつ病になり仕事ができなくなりました。

もし今、あなたが仕事でしんどいと感じているなら、今すぐその原因から離れてほしいです。

仕事がしんどいと感じている方に参考になる内容ですが、一方で現在特にストレスを感じていない方にとっても、働き方の変化によって生じうるストレスを事前に知っておくことにより自分を客観視することができます。

目次

【対策あり】仕事がしんどい理由は6つ

仕事がしんどいと感じている理由は何かをまず明確にさせる必要があります。
なぜならしんどい理由を理解して敵を知ることが大切だからです。
そしてその理由に合った自分なりの対策を取ることができるからです。

何事も得体の知れないものは怖いです。
目の前が高い崖なのか少しの段差なのか分かっていないと不必要に怖がってしまいますよね。

自分はこういったストレスを感じて悩んでいるんだなと今の状況を把握することが一歩目です。

具体的に、あなたが今感じているしんどい理由は以下6つのいずれかに該当しているのではないでしょうか。

  • 同調圧力
  • 過緊張
  • 変化ストレス
  • 成果ストレス
  • 人間関係
  • リモートワーク

それぞれ以下で詳しく対策とセットで学んでいきましょう。

同調圧力

皆さんが子どもの頃に「同級生の○○くん、○○ちゃんもできているんだから頑張って!」と言われた経験はないでしょうか。
得意不得意、好き嫌いによって取り組む内容に対して感じるストレスも人それぞれ違うのに、なんでしんどい思いして苦手なことを平均レベルまでやらされるんだろう、と思ったことはないでしょうか。

会社では、あらゆる人からの同調圧力を感じていると思います。
「君の同期はこれだけ頑張っている」、「若手は意見せず言われたことを淡々とやればいいのに」、「私の若い頃は~」などなど昔話を始めたり、こうあるべきという価値観を押し付けてきます。

日本人は協調性があるが故に、同調圧力を生みやすいのです。
その結果、スパイト行動を取ることが多いです。
スパイト行動とは、自分が損してでも他人をおとしめる行動です。
コロナ禍における自粛警察が分かりやすい例で、「自分が我慢しているんだからお前も我慢しろ」という考えによる行動です。

同調圧力の怖いところは、いつの間にか「みんな頑張っているんだから自分も頑張らないと!」と自分で思ってしまうことです。
同調圧力を受け続けているうちに、自分が洗脳されてしまいます。
自分で自分を苦しめる前に対策を取りましょう。

対策は「つかず離れずやり過ごす」です。
先輩や上司の機嫌を取って仲良くやっていく必要はありません。
かといって、相手を批判したり対立していては仕事が進みにくくなります。
自分の抱えている業務に集中しましょう。

同調圧力を感じた時には、「あ~こういう人もいるんだな」、「自分のことを気にしていればいいのにかわいそう」と考えましょう。

  • つかず離れず
  • 100%受け止めない
  • 反発もしない
  • 自分は自分の仕事に集中

という意識でいきましょう。

過緊張

過緊張とは、自律神経の交感神経が過剰に緊張している状態です。

例えば、帰宅しても仕事のことが気掛かりで、片付いていない仕事に対しての不安や焦りを感じている状態です。
また仕事中にPCのディスプレイを見続けることに加えて、帰宅してからもSNSなどでスマホを利用していることによって緊張状態が続くこともあります。

過緊張がひどくなると自律神経のバランスが乱れにより不眠を引き起こしてしまいます。
体は疲れているはずなのに寝付けない、睡眠の質が低くて早朝に目覚めてしまい再び寝付けない。
不眠を放置すれば抑うつ状態に陥ってしまいます。

そうなる前にできる対策として、IT機器を利用する際の工夫があります。

  • 仕事中にPCを使用する場合は1時間に10分くらいは休憩もしくは別の作業を挟む
  • 「スマホ使用は夜〇時まで」のように自分ルールを設定する

変化ストレス

仕事でもプライベートでも様々な変化がストレスになります。

季節の変わり目に体調を崩した経験はないでしょうか。
季節の変わり目などは気温の変化が大きく、自律神経が過剰に働かされるため疲れがたまります。

仕事のミス、上司からの叱責、人間関係のトラブルなどでストレスを感じることは多いでしょう。
一方で、実は自分にとってプラスな変化でもストレスになるということはご存知でしょうか。
昇進や新しい部署への異動など、たとえ自分が望んだ結果であってもストレスは感じます。
仕事だけでなくプライベートでも、結婚や出産など幸せなライフイベントの変化もストレスになります。

嬉しいこともストレスに感じてしまうのならどうしようもないと思いがちですが、意識すべき対策があります。
変化に変化を重ねない」ということです。
例えば、
×:昇進したから今まで以上に業務を頑張る!
〇:昇進して、部下が増えたのでまずは人間関係の変化に慣れる

×:子供ができたのでより稼ぐために必死に働く
〇:夫婦ともにゆっくりできる時間を取れるように勤務時間を減らして家事を協力する

まとめると以下のことを意識することがとても大事ですね。

  • マイナスな変化だけでなくプラスの変化もストレスになる
  • 変化に変化を重ねない
  • 環境が変わった時に頑張りすぎない

成果ストレス

人間関係は良いけど、そもそも仕事の量や質にストレスを感じている方も多いのではないでしょうか。

「働き方改革」という言葉が浸透した現代では、短時間で効率よく成果を出すことを求められます。
仕事の量そのままで残業時間を短くしろ!なんて規制されれば当然ストレスになりますよね。
仕事を効率よく進めるためのITツールが進歩すればするほど、今までしていた単純な手作業が減って、その分、複雑な思考を必要とする仕事が増えることでストレスになります。

また、年功序列や終身雇用の崩壊に伴い、ベテラン社員は不安に駆られながら仕事をせざるを得ない状況になっていると思います。
その一方で若手社員は出世のために周囲より成果を出そうと焦りや競争意識が生まれます。
しかし、無理をして一時的に成果を出したとしても体や心を壊していては意味がありません。

人口動態の変化に伴って、一人当たりの仕事量が多すぎるという職場状況もあるかと思います。
多くの仕事を抱えていると、常に不安を感じてしまいます。
仕事に追われている気持ちもとても分かりますが、一度立ち止まって、今抱えている仕事が自分にとってキャパオーバーになっていないか確認を定期的にしましょう。

成果ストレスを感じている時に意識するべきポイントは3つあります。

  • 焦らない
  • 比べない
  • 抱え込まない

上を見続けてもきりがないので、自分の手に負える範囲で仕事を進めていきましょう。

人間関係

職場の人間関係が良くないという方は多くいらっしゃるのではないかと思います。

パワハラにも様々な種類があります。
暴力暴言、過大要求、過小要求(干す行為)、プライバシーの侵害、孤立させるなどです。

パワハラの怖いところは、パワハラが常態化して慣れてしまうことです。
パワハラしてくる上司に、「なんだこいつ!」と思える状態は健全です。
いつしかパワハラされることに慣れてしまって、こういう会社だから、こういう上司だからと思ってしまうと、ひたすら耐えるしかなくなります。

ただし、上司を変えることは難しいです。
そうなれば組織のさらに上の人間に報告しましょう。

パワハラしている当事者は自覚がありません。
ですので、万が一自分が加害者にならないようにも気を付ける必要があります。
部下に仕事を教えることを例にしても、すぐ自分の経験からアドバイスをしないように気を付けてください。
いきなり「こうすればいいんだよ」と言われても、自分がただの指示を受けたロボットのような感覚になってしまいます。
まずは部下の悩みを聞いて、どこにミスがあるのか、何が理解できていないのかなどを把握することから始めましょう。

  • 悩みに共感する
  • 知識をひけらかさない
  • 考えを押し付けない

というポイントを意識していきましょう。

リモートワーク

コロナ禍により、出社を制限してリモートワークが推奨されるようになりました。
満員電車での通勤や、職場で苦手な人と会うこともなく良い面がありますが、新たなストレス原因にもなっています。

自宅で仕事できる環境なのでONとOFFの切り替えが曖昧になったり、同僚との雑談やコミュニケーションの機会が減り憂鬱な気分になることもあります。
精神的な面だけでなく、通勤や職場でのちょっとした移動が無く同じ体勢で仕事を続けることで筋肉のコリや血流の悪化なども引き起こします。

仕事前と仕事後に外を10分程度でも散歩することをおすすめします。
同じ移動でも運動の効果は得られますが、通勤ではストレスを感じる一方で、自主的な散歩ではリラックス効果を感じることができます。

また、リモートワークが始まって会話する機会が減っていると思います。
WEB会議で会話することはありますが、議題についてだけでなく雑談をすることをおすすめします。
会議の開始予定前の5分間ほどを雑談の時間と考えて意識的に早く準備しておくことでバタバタすることもありませんし、同僚とのコミュニケーションをとることもできます。

まとめ

あなたの仕事がしんどいと感じる理由を知っておくことがとても大切です。
なぜならしんどい理由を理解できれば、対策を取りながら仕事を進めることができるからです。

ストレスを感じている現状把握が最優先です。
あなたの感じているストレスは以下6つのいずれかではないでしょうか。

  • 同調圧力
  • 過緊張
  • 変化ストレス
  • 成果ストレス
  • 人間関係
  • リモートワーク

ストレスの原因を言語化して知っておくだけでも心は軽くなります。

この記事を書いた人

うつ病により二度の休職を経験。
現在は自動車メーカー勤務で、開発業務改善に従事。
自身の経験を基にしたメンタル改善のための情報や、仕事を楽にするためのVBAのノウハウ発信をしています。

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